マスターグレード
マスターグレードとは、ロボットアニメとして現在でも不動の人気を誇る「機動戦士ガンダム」のシリーズ作品に登場したモビルスーツなどのメカをプラモデル化した商品で、バンダイナムコホールディングスのグループ会社バンダイが製作販売しています。
マスターグレードシリーズの販売は、バンダイが行っていますが、ガンダムプラモデルのマスターグレード(MG)シリーズは、ガレージキットメーカーのマックスファクトリー代表で、ガンプラの歴史の中で超のつく有名人である「MAX渡辺氏」がその立ち上げにかかわったことでも知られています。MAX渡辺氏と模型雑誌の「ホビージャパン」が企画を練ったということで、当時100分の1サイズのプラモデルとしては革命的な精巧さで驚きをもってファンに迎えられました。
マスターグレードシリーズは、バンダイが製作しているプラモデルで、ガンダムの他にも押井守氏が監督した「機動警察パトレイバー」や、ガンダム作品を手がけた「富野由悠季」氏が監督してアニメーション制作会社のサンライズが製作した「聖戦士ダンバイン」などのロボットも販売されていました。
マスターグレードシリーズの立ち上げに参加したMAX渡辺氏は、ホビージャパンの中でも様々に新たな塗装方法などを考案している人物で、民放テレビで放送されていた「TVチャンピオン」という職人技術を競う番組で、プラモデルの塗装と製作を競う回があったのですが、その時は解説するスーパーバイザーとして参加していたほどの熟練したプロで、マスターグレードの完成度の高さにその技術が如何なく発揮されているといえるでしょうね。
マスターグレードの特長は、それまでのプラモデルの様にジョイントパーツを接着剤を使わずに「スナップフィット」という技術によって繋げて組み上げる方式を採用しています。
さらにその殆どが白や青や赤といった単色に限られていた小型サイズのプラモデルが、マスターグレードシリーズでは、全く塗装をしなくても完成系に近い状態の配色が既にされているという特徴があります。
この特長は、当初賛否両論あったのですが、接着剤や塗料といったものが健康的に受け付けられない少年がいたことを考えると、潜在的な購入者の助けになった商品ともいえると思います。
反論としてあったのは、オリジナルのカラーリングと違う色が採用されていたり、独自のプラモデル作品としての加工に新しい方法を用いなければならなくなったケースもあるという事ぐらいでしょうか。
100分の1に縮尺サイズが統一された点は評価がされている声が多くて、特に大型のモビルスーツをコレクションの中に並べた時比較がしやすくて圧倒感が喜ばしいとの感想も多いです。