マクロス
マクロスはアニメーションの企画制作を行っている「スタジオぬえ」が原作しビッグウェストが製作したSFロボットアニメと、その物語の中心となる宇宙から落下してきた宇宙戦艦の名前です。
マクロスは最初の作品が1982年10月3日から1983年6月26日まで前36話テレビ放送されました。その後も派生したテレビアニメと劇場映画、オリジナルビデオ作品などが製作されて、機動戦士ガンダム以来人気の高まっていたロボットアニメのジャンルでも大きな人気をもったアニメーション作品でした。
マクロスのアニメーションを構成していた重要な要素は、ガンダムにあるようなロボットの機械としての魅力と戦争風刺だけでなく、歌と恋愛が大きな要素としてあった事でしょう。
マクロスシリーズは第一作目の超時空要塞マクロス以降の作品のすべてで音楽と恋愛がストーリーの重要な部分を占めていて、関連音楽CDなども多く販売されました。
その音楽と、物語の中で登場するバルキリーと呼ばれる主に3パターンの可変をする戦闘メカの、高速で展開する戦闘シーンなどとの融合がこのアニメーションの醍醐味の一つでした。
使用されている音楽も、幅広いジャンルで使用されていて、オーケストラのクラシックの他に、ロックンロールやテクノ、または歌謡曲なども取り入れられていました。
マクロスの製作スタッフには、その後有名なアニメーション作品を作ったり、色々なところで活躍するようになった若手のエンジニアも多く参加していて、特に有名な人では、第18回日本SF大賞を受賞して社会現象にもなった「新世紀エヴァンゲリオン」の監督としていまでは広い認知を受けている庵野秀明(あんのひであき)氏もいます。
庵野秀明氏は、宮崎駿監督の風の谷のナウシカにも参加していたことが知られていて、マクロスで共に製作にかかわった板野一郎氏と共に宮崎駿監督からアニメに携わる様々な事を学んだと言われています。
マクロスの最初の時代設定は1999年となっていて、マクロスと名付けられた宇宙より墜落してきた1km以上の全長をもつ宇宙戦艦を目にした事で宇宙人の存在に脅威を感じ、地球統合政府を作って人類で協力して対抗しようとします。
マクロスで主に敵として登場するのはセントラーディ軍という巨人の宇宙人で、地球の人類はバルキリーという戦闘機と人型ロボットとその中間の形態に可変するメカに乗って戦います。
セントラーディ軍との戦いと、主人公となっているバルキリーのパイロット、そして歌姫として登場するヒロインとの物語が中心となってストーリーは展開し、このストーリーのかかわり方は、2作目以降の続編や、派生して製作されたマクロス作品の中で常に同じような要素として扱われました。