ジルスチュアート

ジルスチュアートはミスターパンツのブランドでレディースファッションを販売していた両親の下で、生まれながらにして既にアパレルの世界にいた人です。ジルスチュアートはファッションデザイナーになるべくしてなったデザイナーと言えますが、実に27歳の若さで自分のブランド「ジルスチュアート」を1994年に立ち上げました。ジルスチュアートはトレンドはニューヨークファッションの先頭を切っており、最新のトレンドに敏感であり、同時にファッショントレンドをも発信しているデザイナーと言えます。
ジルスチュアートのデザインは、ニューヨークファッションと言うよりは、グローバルファッションと言えるもので、従来のグランジ・ファッションの様なアメリカのファッションだけに囚われず、イギリスやイタリアのデザインを貪欲に吸収して、新たなファッショうを創造しています。
そのようなボーダレスなジルスチュアートのデザインのスタンスは、レディースばかりか、メンズやコスメの分野まで、幅広いデザイン活動を行なっています。ジルスチュアートはそのアイテムを着る人の個性を尊重するものですが、一方でジルスチュアートのアイテムを着る人に、自身のファッションポリシーを求めると言った、着る人を選ぶブランドと言えます。
ジルスチュアートはニューヨークファッション界にあっては、異端児的なブランドと言えますが、その高い精神性溢れるデザインに嵌っている人も少なくありません。ストリート系のファッションが隆盛を誇っているアメリカで、それとは対極にあるジルスチュアートのファッションは、あらゆる束縛から解き放たれた高みのデザインであり、デザイナーと言えますが、男女や年齢を問わず、彼女のデザインするアイテムは、時にノーブルで、時に陽気な表情を見せて、ジルスチュアートを着る人の個性を引き立たせてくれます。
イギリスやイタリアのデザインをも吸収しつつ、尚且つオリジナリティのあるジルスチュアートのデザインは、時代を超えたアメリカンファッションのアダ花的な存在と言えます。
幼いうちからファッションの世界で育った、早熟なデザイナーの行き着く先は、ニューヨークファッションンなどと言う、狭いカテゴリーでは納まりきらない広い世界観を持ったものと言えるでしょう。それだけに今後のジルスチュアートの活動には目が離せませんが、ジルチュアートのアイテムでトータルコーディネートするような日本女性を見てみたいものです。