国債金利

国債の金利について、考えたこと、または、国債について考えてみたことはありますか?
よくCMやポスターなんかで、個人向け国債についての広告を見ることがあると思います。国債については皆さんご存じですね。国が、国を運営するための資金を確保するために発行する債券のことです。ただしくは「国庫債券」と言いますが、「国債」と呼ばれることがほとんどです。要は債権を発行してそれを買ってもらって資金を確保する、つまり借金しているわけです。借金をしている、ということは、利率もかかりますし、当然ですがいずれそのお金は返さなければなりません。
国債は国への投資なので、一般的な株式などへの投資と比べて比較的安心で安全な投資です。国債には償還期限というものがあり、それを迎えると、国債を買った分のお金が返ってきます。また、それとは別に国債の金利、つまり利息がつきますから、その分貸した方はもうけることができる、というシステムになっています。
しかし、日本では、今その国債が問題になっていますね。国債を発行しすぎたために、他の先進国に比べると、国内総生産(GDP)に対する国債の発行残高の割合がかなり高く、国債のシステムの持続できる可能性というものが問題視されています。
その国債の額は実に670兆円、国民1人あたりウン百万円だ、という話をニュース等で聞いたこともあると思います。さらに、実は今年、2008年問題というものがあり、1998年の小渕内閣で発行された40兆円の国債が2008年に償還期限を迎えることで、国債の危機が騒がれた、という問題がありました。実際は、国のさまざまな政策によってその問題は回避されましたが、そういった問題も有ってか、民間の機関が行っている国債の格付けにおいて、日本の水準はかなり低い物となっています。
また、国債金利も、先進国に比べるととても低い水準です。しかし、国がやっている物ですから、その返済能力は高いということに変わりはありません。
さて、その国債の金利ですが、大きく分けて3種類あります。一つは固定利付債と呼ばれる物で、これは半年ごとに一定の利子が付きます。二つ目は変動利付債というもので、これは半年ごとに利子が払われますが、その利率は市場金利によって変動します。
三つ目は物価連動債で、これは国債の元本と利息が消費者の物価指数と連動して、増えたり減ったりする物です。
このように、国債金利とは「利子」であることがわかります。国としては、国債の金利が上昇することを嫌がりますね。国債金利には最低金利というものがあるので、基本的に返すお金が増えることは当たり前ですが、国債金利があがればそれだけ返す分のお金が増えるからです。
国債金利は市場の金利や物価に連動して絶えず変化する物もありますから、買う方としてはその見極めに注意したいところです。